燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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伏見三寳稲荷神社へ

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はじめに

前回の記事はこちら
今回は伏見三寳稲荷神社について。
 

伏見三寳稲荷神社

芝公園を出る

芝公園を出て西へ少し行くと、赤羽橋の交差点が見える。交差点のすぐ傍には、首都高の下をくぐる様に赤羽橋が架かっている。
この赤羽橋の辺りは、新撰組ファンにとっては浪士組・清河八郎*1が暗殺された場所として有名かもしれない。
 
赤羽橋を渡ってすぐの交差点の辺りに、今回の伏見三寳稲荷神社はある。
 

社殿


こぢんまりとしながらも、きちんと手入れがされた綺麗な社殿だと思う。朱い鳥居が実に眩しい。
由緒書等はないため、この神社の詳細は分からない。ネットでこの神社を検索すると、「明治時代に小林氏が神社を遷した」みたいな話がWikipediaを筆頭にわんさか出てくるのだが、どれもこれもソースが不明確で信用に足るのかは怪しいので困る。また、調べても全く資料が見つからない。
「伏見」で「稲荷神社」なのだから恐らく御祭神は稲荷大神なのだろう。
 

馬頭觀世音菩薩


社伝の横には「馬頭觀世音菩薩」*2と刻まれた石碑が建っている。碑文によれば大正6年(1917年)8月に建立されたらしい。
馬頭観世音というとよく開拓地や農地で祀られている印象があるので、こんな東京のど真ん中で見かけると意外な感じがする。
 

【伏見三寳稲荷神社】
住 所:東京都港区芝3-1-15
御祭神:稲荷大神
社祠等:馬頭觀世音菩薩碑
創 建:不明
H P:無し
 

 
今回はあっさりしてしまったが以上。
次回は元神明宮へ。
 

脚注

*1:尊攘派志士。浪士組(後に分裂し新撰組となる)を結成し尊攘派組織にするため奔走するも、最期は見廻組・佐々木只三郎等により暗殺。

*2:六観音の一尊。畜生道担当。