燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

神社やら、旅行やら、過去の事やら。

堅牢地神の社と木立の美しい野川公園

東京・関東巡り記事一覧
社寺祠堂巡り記事一覧
 
 

はじめに

今回は近藤神社の横にある堅牢地神の社と、すぐ裏手にある野川公園について。
 

堅牢地神


昨日の記事で紹介した近藤勇を祀る近藤神社の真横に、堅牢地神*1の社が建っている。
 


扁額の「堅」の字は「目+又+土」という異体字になっている。
由緒書等は無いため詳細は分からない。
 
また、覆屋の隙間から中を覗くと社殿の隣に小さな石祠が祀られていた。
この石祠についても詳細不明だ。
 

社殿の裏手には何かの構造物がある。
もしかするとこれはかなり風化しているけど、石仏なんじゃないだろうか。
 

野川公園




野川公園は緑豊かな都立公園だ。
かつてゴルフ場だった場所を自然公園としているので、芝生が広く家族連れが多い。
エリアによっては果てしない林が美しく聳え立っている。
かつて国木田独歩が歩いた「武蔵野」もこんな感じだったのかもしれない。
 

堅牢地神
住 所:東京都調布市野水1-6
御祭神:堅牢地神
社祠等:石祠(御祭神:不明)
    石仏?
建 立:不明
H P:無し
 

 

脚注

*1:仏教における大地の神。

新選組局長・近藤勇を祀る近藤神社

東京・関東巡り記事一覧
社寺祠堂巡り記事一覧
 
 

はじめに

今回は新選組局長の近藤勇を祀った神社について。
 

近藤神社


深大寺方面を見た後で車を走らせていたら、「誠 新選組 局長 近藤勇 生誕の地 上石原」*1と書かれた幟が目に入った。
 



車を止めて見に行くと、新選組局長の近藤勇の生家跡だった。
敷地内には近藤勇生湯の井戸も残っていた。
 


敷地の端に近藤勇を祀った近藤神社が建っている。
これといって由緒書は見当たらないが、画像検索してみると、昔は調布市観光協会が立てた由緒書の看板が立っていたらしい。
検索で出てきた昔の画像を見る限り、昭和初期に有志が生家跡に建立したこと、その後荒廃したので別の場所に遷座したこと、昭和52年(1977年)に生家跡が史跡に指定されたので昭和54年(1979年)に元の場所に再度遷座したことなどが書かれていたようだ。
 
それにしても、調布市観光協会は新しい看板を立てないんだろうか?
それに、観光協会公式サイトの調布観光ナビで検索しても「近藤神社」は出てこない。
新選組ファンは多いんだから載せれば良いのに。
 

【近藤神社】
住 所:東京都調布市野水1-6
御祭神:近藤勇
社祠等:無し
建 立:昭和初期
H P:無し
 

 

脚注

*1:上石原はこの幟が立っている辺りの旧称。今でも調布飛行場の南側に地名が残っている。

路傍の地神塔

東京・関東巡り記事一覧
社寺祠堂巡り記事一覧
 
 

はじめに

今回は東急こどもの国線恩田駅近くの近くの地神塔について。
 

地神塔


東急こどもの国線恩田駅長津田2号踏切という踏切があり、県道140号線*1が横切っている。
 

踏切を越えて町田方面に進むんでいると、路傍にコンクリートか何かで作られた囲いが見えた。
近寄って見てみると、真ん中には石柱が立っていて「地神塔」と刻まれている。
側面を見ると天保3年(1832年)2月の建立らしいことが分かった。
特に由緒書などは無いが、恐らく地域で祀り守ってきた地神なのだろう。
 

【地神塔】
住 所:神奈川県横浜市青葉区恩田町28近く
御祭神:地神
社祠等:無し
建 立:1832年2月
H P:無し
 

 

脚注

*1:川崎市川崎区と町田市を結ぶ道路で、「川崎町田線」と呼ばれている。