燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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伏見三寳稲荷神社へ

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<2024年5月 記事内容改訂>

はじめに

前回の記事はこちら
今回は伏見三寳稲荷神社について。

芝公園を出て西へ少し行くと赤羽橋交差点、そして首都高の下をくぐる様に赤羽橋が架かっているのが見えてくる。
赤羽橋の辺りは、(後に分裂して壬生浪士組と新徴組となった)浪士組の結成者・清河八郎佐々木只三郎等により暗殺された場所として有名だ。
その赤羽橋を渡ってすぐの交差点の辺りに、今回の伏見三寳稲荷神社はある。

伏見三寳稲荷神社

伏見三寳稲荷神社社殿


きちんと手入れがされた小ぢんまりとした社殿で、朱い鳥居が実に眩しい。
由緒書等は無いためこの神社の詳細は分からないが、ネットでこの神社を検索すると「明治時代に小林氏が神社を遷した」といった話がWikipediaを筆頭にわんさか出てくるが、どれもこれもソースが不明確で信用できる話なのかは不明(調べてみたが資料は見つけられなかった)。
「伏見」で「稲荷神社」なのだから恐らく御祭神は倉稲魂命なのだろうか。

馬頭觀世音菩薩


社伝の横には「馬頭觀世音菩薩」と刻まれた石碑が建っている。
碑文によれば大正6年(1917年)8月に建立されたらしい。
馬頭観世音というと開拓地や農地で祀られている印象があるので、東京のど真ん中で見かけるのは意外だ。

【伏見三寳稲荷神社】
住 所:東京都港区芝3-1-15
御祭神:倉稲魂命
社祠等:馬頭觀世音菩薩碑
創 建:不明
H P:無し

脚注