稲荷山その07：千本鳥居の途中にある根上り松

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＜2022年3月 記事分割に伴い当記事新設＞

はじめに

今回は千本鳥居の途中にある「根上り松」というエリアについて書いていく。
　
今までの稲荷山の記事はこちら。
　
マップは以下の通り。
（※画像が粗い場合は、クリックした先で「オリジナルサイズを表示」を選ぶと大きいサイズが表示される。）

　

根上り松

根上り松（膝松さん）

奥社奉拝所から熊鷹社の方面にも千本鳥居は伸びている。
その途中に分岐点があり、右に行けば伏見神宝神社、左に行くと根上り松エリアがある。
このエリアで一際目立つのが、堂々と祀られているのが、エリア名にもなっている根上りの松だ。
「根上り」と「値上り」をかけて、株価上昇や商売繁盛を祈願する人が多いという。
またこの松は別名を「膝松さん」といい、腰や膝の痛みにも霊験灼かだとされている。
　

お塚

根上り松の横にもお塚が鎮座している。
　



ここも奇妙大神、一一大神、ななつの大神など聞いたことのない特徴的な神名を刻んだものが多い。
　

また、中には膝松と刻まれたお塚もあり、先述の根上り松を祀るものと思われる*1。
　

【根上り松】
御祭神：根上り松、奇妙大神、一一大神、ななつの大神など
　

　
今回は以上。次回は伏見神宝神社について。
　

脚注

*1:なお、このお塚のように「大神」を省略した状態で刻まれているお塚は多い。