燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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稲荷山⑬:二ノ峰中社神蹟の青木大神と損壊したお塚

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はじめに

今回は稲荷山の二ノ峰について。
今までの稲荷山の記事はこちら
 
マップは以下の通り。番号が振ってあるのは、お塚の台座の番号だ。
(※画像が粗い場合は、クリックした先で「オリジナルサイズを表示」を選ぶと大きいサイズが表示される。)

 

二ノ峰


間ノ峰から道沿いに進むと、二ノ峰へと辿り着く。茶店も営業しているので、二ノ峰は間ノ峰よりは賑わっている印象だ。
 

中社神蹟




二ノ峰には中社神蹟があり、青木大神*1が祀られている。扁額には「中之社」の文字が書かれている。
  

鞍馬大僧正・末繁大明神


御幸辺の記事でも書いた、おそらく鞍馬天狗のことと思われる鞍馬大僧正がここ二ノ峰にも祀られている。
 

割竹・巖嶋


荒神峰の記事で書いたように、神名の「大神」を省略したであろうお塚だ。割竹の方は詳細不明だけれど、巖嶋の方は厳島神社だろう。
 

金集大明神


これは金集大明神というお塚だ。「金」が「集」まる「大明神」とは、金運が良くなりそうな神名だ。
 

太留麻大明神、源髙大神・源九郎大神・白玉大神


右側の太留麻大明神、読み方は「だるまだいみょうじん」で良いんだろうか。
左側は源髙大神・源九郎大神・白玉大神が祀られている。源九郎大神は、源義経を助けたことで源九郎の名を義経から貰ったとされる源九郎狐*2のことだろうか。
 

兼光大神



この兼光大神のお塚は、どうやら損壊してしまったらしい。
お塚は古いものだと明治・大正、新しくても大抵は昭和だろうから、お塚を建立した人はもう居ない可能性も十分にあるんだろうなあ。で、親族とかはお塚が建立されていたことも知らないとか。そうすると、管理する人の居なくなったお塚はどうなっていくんだろう……。
 

豊鶴大神、東郷長門、白代大神



ここは、豊鶴大神と白代大神の間に東郷長門と刻まれた御幣型のお塚が鎮座している。もしかして、東郷長門って薩摩の示現流の開祖・東郷長門守重位だろうか。とすれば、武道が上達したい人は参拝すると良いかもしれない。
 

琵琶霊社・美琶霊社


このお塚には琵琶霊社と美琶霊社の2つが刻まれている。名前からすると、琵琶の神様とかだろうか。「美琶」という書き方は初めて見た気がする。因みに「霊」の字は雨冠に「玉」と書く異体字だ。
 

【二ノ峰】
御祭神:青木大神、鞍馬大僧正、金集大明神、東郷長門など
 

 
今回は以上。次回はついに山頂の一ノ峰。
 

脚注

*1:自分はまだ行けていないけど、Webで調べてみると、稲荷山南谷の青木滝の由緒書には青木大神は猿田彦大神である旨が書かれているようだ。

*2:義経千本桜」などでも有名。