燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

神社やら、旅行やら、過去の事やら。

稲荷山⑱玉姫社と毎日稲荷社・広告稲荷社

関西巡り記事一覧
社祠巡り記事一覧
稲荷山記事一覧記事一覧
 
 

はじめに

今回は玉姫のエリアについて。
今までの稲荷山の記事はこちら
 
マップは以下の通り。番号が振ってあるのは、お塚の台座の番号だ。
(※画像が粗い場合は、クリックした先で「オリジナルサイズを表示」を選ぶと大きいサイズが表示される。)

 

玉姫


三ツ辻から熊鷹社方面へ行かずにもう一方の道を行くと、御産場稲荷や大八嶋社方面に抜けることができる。
 

白髭大神・𠮷照大神・眼力大神



このお塚には三柱が祀られている。眼力大神だけ神名が金色で塗られていたり、幟が立ったりしているので、恐らくメインは眼力大神なんだろう。
 

德丸大明神




上で紹介した眼力大神のお塚の向いには德丸大明神のお塚がある。
このお塚の特徴は、「おもかる石」があることだろう。しかも徳丸大明神の御神体であるらしい。持ち上げる時は丁重に扱う必要がある。
因みに稲荷山のおもかる石は、奥社奉拝所裏伏見神宝神社境内に続き3つ目だろうと思う(見落としてるだけで他にもあるかもしれないけど)。
 

開運稲荷大神


德丸大明神の左側には開運稲荷大神が祀られている。縁起が良さそうなので参拝した。
 

眞向不動明王


開運稲荷大神の後方には眞向不動明王が鎮座している。
両脇に祀られているのは矜羯羅童子と制咜迦童子*1だろうか。
 

玉姫社


玉姫社は玉姫大神を祀る。このエリアの名前の由来もここに因ると思われる。
 

天之御中主天國大神ほか四柱



ここは出雲大社教の崇敬者が建てた祠で、宇迦之魂佐田彦大神・大國主之大神・天之御中主天國大神・長者合槌御釼大神・末廣稲荷大神の五柱を祀る。
宇迦之魂佐田彦大神は、伏見稲荷大社本殿に祀られる宇迦之御魂大神佐田彦大神のことだろう。
大國主之大神(=大国主命)は、出雲大社主祭神だ。また、荒神峰田中社神蹟に祀られる権太夫大神の別名とされている。
長者合槌御釼大神は、長者社神蹟御劔社に祀られる賀茂玉依姫命のことかもしれない。
末廣稲荷大神は一ノ峰上社神蹟に祀られる末広大神だろう。
さて、天之御中主天國大神は天之御中主神のことで良いとは思う。ただ、他の四柱は本殿や稲荷山の神蹟に祀られている神様関連と思われるけど、そこに天之御中主神が入っている理由は不明。
 

歡喜稲荷大神


由来不明。この名前からし歓喜天稲荷大神が習合してるんだろうか?
 

鞍馬大王・笹冨良大神・三寳荒神


このお塚には三柱が祀られている。
鞍馬大王は御幸辺二ノ峰で「鞍馬大僧正」の名で祀られていたのと同じく、鞍馬山鞍馬天狗のことだろう。
笹冨良大神は詳細不明。
三寳荒神は元々仏教の神で、家などで竈神として祀られることが多い神だ。
 

正一位白雲白狐山村重稲荷大明神


とにかく神名が長い。扁額に「村重大明神」とあるあたり、名前は「正一位 / 白雲白狐山 / 村重稲荷大明神」って感じに切って読めばいいんだろうか。
 

なお、色々調べてみると、兵庫県小野市に白雲白狐山村重大明神の社があることが分かった。もしかするとこのお塚と何か関係があるのかもしれない。
 

道通大神


ここは扁額に「道通大神」とある祠だ。名前からすると交通関係の神様か。
 

地主大神


道通大神の近く祀られるのは大地主大神。名前からして土地神だろう。
 

毎日稲荷社・広告稲荷社




ここは毎日新聞社明治40年(1907年)に建てた社で、その名もズバリ毎日稲荷社。毎日稲荷大神を祀る。
また、横にあるのは広告稲荷社(ひろつげいなりしゃ)という社で、「廣告稻荷大神」と刻まれたお塚が鎮座している。
 

【玉姫】
御祭神:玉姫大神、德丸大明神、道通大神、毎日稲荷大神など
 

 
玉姫の次は豊川のエリアへ向かう。
では今回は以上。
 

脚注

*1:共に不動明王の眷属。不動明王の脇侍である場合が多い。