燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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豊平川沿いの難得龍神社

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はじめに

今回は2016年に参拝した、札幌の豊平川沿いの難得龍神社について。
 

難得龍神


札幌市内を流れる一級河川豊平川
その川岸にある水車町*1に難得龍神社が鎮座している。
神社名は難得神社とも蛇神社とも通称されているようだ。
 

2016年に参拝した時は石の鳥居が崩壊して横に積まれた状態だったけど、Googleマップのクチコミを見る限り、2020年に再建されたらしい。
 



(※文字が読みづらい場合は、画像をクリックした先で「オリジナルサイズを表示」を選ぶと大きいサイズが表示される。)
 
難得龍神社の御祭神は難得大龍神
現在も豊平区にある日蓮宗寺院である経王寺の日光上人から御祭神を授かった関係で、現在でも経王寺の僧が加持祈祷をしているそうだ。
 
由緒書によれば、創建は明治30年(1897年)頃。
大正元年(1912年)創建説もあるらしいけど、明治43年(1910年)の年号の賽銭箱があるから誤りのようだ。
経王寺HPの「経王寺の歴史」というページには、日光上人が在職10年で明治41年(1908年)に遷化といったことが書かれているので、確かに明治30年頃創建というのは当たっているんじゃないかと思う。
 
水の神や防火の神であり、特に水関係ではススキノの水商売の人々や魚市場の人々に信仰されているらしい。
 

なお、例大祭は6月8日と9月8日となっている。
 

【難得龍神社】
住 所:北海道札幌市豊平区水車町5-5-54
御祭神:難得大龍神
社祠等:無し
建 立:1897年頃
H P:無し
 

 

脚注

*1:豊平区役所HP「 地名で見る豊平区 」によれば、かつてこの辺りを流れていた豊平川支流の水車川に水車小屋が7軒あったことに因んでいるらしい。