燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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稀府駅近くの定義神社(遷座)

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はじめに

今回は2018年に参拝した、伊達市に鎮座していた定義神社について。
 

定義神社


JR室蘭本線の稀府駅から線路沿いの道道779号線を北に向かい、舗装されていない道の先の踏切を渡る。
 


踏切から少し先の右手側に、定義神社が建っていた。
伊達市史』曰く、御祭神は鎌倉~南北朝時代の雄・新田義貞とのことだ。*1
市史にはこれ以上の情報も無く、現地に由緒書等はないので後のことは分からない。
読みも「じょうぎじんじゃ」なのか「さだよしじんじゃ」なのかも分からない。
ただ現地を見た感じだと、それなりにちゃんと管理されているのかなと思っていた。
 

そんな定義神社だけど、今回Googleマップの航空写真を見たところ更地になっていた。
クチコミでも神社が無いと書かれている状況。
何かの事情で廃社になってしまったんだろうか。
仕方のないことかもしれないが、参拝した神社が無くなってしまうのはやはり寂しい。
とはいえ、偶々ギリギリのタイミングで参拝できたことに感謝する他はないんだろうと思う。
 

余談

https://jogi.jp/hokkori/20191206_hokkori/
上記URLの定義如来西方寺というお寺の記事に、北海道某所の定義神社の芯抜きの法要を行った件が書かれている。
もしかして、この伊達市の定義神社だったりはしないだろうか。
2019年12月6日の記事だし、有り得そうな気がする……?
 
【2021.08.13 追記】
仙台市が公開している「若者によるまちづくり実践塾」活動報告の第9号の「定義如来西方寺へ」という項目の中に「2020年に北海道伊達市の定義神社から疫病退散のご神体を遷宮」との記述があるので、定義神社は廃社ではなく、仙台市遷座したということのようだ。
 

【定義神社】
住 所:北海道伊達市中稀府町25
御祭神:新田義貞
社祠等:無し
建 立:不明
H P:無し
 

 

脚注

*1:伊達市史』(伊達市史編さん委員会、1994年)1289頁