燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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石仏だらけの榎稲荷尊

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はじめに

今回は千駄ヶ谷の榎稲荷尊について。
 

榎稲荷


千駄ヶ谷鳩森八幡神社に面した交差点から南に進むと、榎坂の途中に瑞円寺という曹洞宗の寺がある。
 


その寺のすぐ傍に鎮座するのがこの榎稲荷尊だ。
社殿は小山のように積まれた岩の頂上に鎮座している。
見た目だけで行けば富士塚のような印象がある。
 

社殿



これが階段を上った先にある社殿だ。
由縁によると、かつて樹齢800年以上の榎の下にある洞窟に小祠を祀ったが東京大空襲で焼失、その後現在地に遷座し榎稲荷尊として祀られたとのこと。
 
ところでこの由縁の中で「根幹風霜ニ曝サレ畸形ヲ呈シ俗稱女榎ト呼フ(中略)低俗ノ信仰ヲ蒐メ又民俗學ノ對象タル事久シ」の書かれているのは、調べてみるとどうやら「根や幹が風霜に曝され続けて女陰のような形になっていて、後に婦人病などに御利益があるとして信仰を集めた」ということらしい。
 

稲荷社


岩山の下の洞窟にも稲荷社が祀られている。
稲荷社なので御祭神は稲荷大明神だろう。
あくまで憶測だけど、上まで登れない人でも拝めるように拝殿的な役割で鎮座しているのかもしれない。
 

石仏


境内にはかなり多くの石仏が祀られている。
社殿に横には地蔵尊と思われる石仏が五尊並んでいる。
 

鳥居の近くには七福神の福禄寿もしくは寿老人だろうか、仙人のような像が祀られている。
 

階段途中には観音菩薩と思しき像が祀られている。
 

上の観音菩薩の少し下に祀られている、こちらも観音菩薩と思しき像。
像容からすると慈母観音だろうか。
 

これは入口の鳥居の横に祀られている像だ。
恐らく観音菩薩坐像だろう。
 

境内その他


階段の途中、社殿の横あたりに何故かライオンの像がある。
唐獅子のようではなく、リアルなライオン像だ。
 

こちらは小さな二宮金次郎像。
冒頭に貼った画像に写っている、「江戸名所 お萬榎 榎稻荷」と刻まれた石碑の上部に置かれている。
小さいながらかなり出来が良いと思う。
 

【榎稲荷尊】
住 所:東京都渋谷区千駄ケ谷2-29
御本尊:榎稲荷大明神
社祠等:稲荷社(御祭神:稲荷大明神
    石仏多数
建 立:不明
H P:無し
 

 

脚注