燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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徳川家康も崇敬した天下無敵の靈光殿天満宮

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はじめに

今回は靈光殿天満宮について。
 

靈光殿天満宮


今出川通に面した上京区役所からほど近い場所、同志社大学の施設の道路を挟んだ向かい側に靈光殿天満宮が鎮座している。
 

鳥居の扁額には「天下無敵 必勝利運」の文字が掲げられている。
これは蒙古襲来の際に加持祈祷を行ったところ敵船が退散したため、後宇多天皇から宸筆*1を賜り、それを額にしたものだ。
 

社殿



御祭神は主祭神が菅原道眞公で、相殿に徳川家康公を祀っている。
『靈光殿天満宮 参拝の栞』という神社で頂いた由緒書によれば、寛仁2年(1018年)に菅原定義*2後一条天皇の勅命を受けて創建したとのこと*3
後に徳川家康の崇敬を受け、途絶えていた社家も再興された。
家康没後に、後水尾上皇御作の東照宮尊像が合祀された。
御利益は国家鎮護、必勝利運、災厄難除、学業成就となっている。
 

五所稲荷神社



境内には五所稲荷神社が鎮座しており、五所稲荷大明神が祀られている。
御利益は五穀豊穣、商売繁昌、家内安全だ。
 

余談


靈光殿天満宮で売られているお守りは、宸筆の扁額に書かれている「天下無敵 必勝利運」のデザインとなっている。
なかなかインパクトがあって面白く、御利益がありそうなので自分も一つ頂いた。
 

【靈光殿天満宮
住 所:京都府京都市上京区徳大寺殿町365
御祭神:菅原道眞公
相 殿:徳川家康
社祠等:五所稲荷神社(御祭神:五所稲荷大明神
建 立:1018年
H P:無し
 

 

脚注

*1:天皇の自筆の文書。

*2:菅公6世孫で菅原孝標の息子。更級日記の作者(菅原孝標女)の兄。

*3:境内入口の鳥居の横に掲示されている由緒書では、菅公6世孫の菅原義郷(後に贈従一位)が創建したことになっている。菅原義郷が菅原定義と同一人物なのかは不明。