はじめに
今回は南金目の御嶽神社について。
御嶽神社
一昨日の記事で書いた道祖神が祀られていた平塚市真田から、県道612号線を南に向かって進む。
金目川の手前の辺りまで来ると、御嶽神社が左手に鎮座している。
これが御嶽神社の社殿だ。
社殿入口の上部には「御嶽神社」と書かれている。
関東で御嶽神社というと武蔵御嶽神社*1から勧請された神社が案外あるような印象がある。
もしこの南金目の御嶽神社が武蔵御嶽神社からの勧請なら、御祭神は御嶽大神だろうか。
由緒書等は無いため現地を見ただけでは詳細不明だった。
後日図書館で『平塚の石仏』という本を確認したところ、御嶽神社は明治18年(1885年)に火伏せのために武州御嶽神社を勧請したとの記述があった。*2。
なお、鳥居の前には「金目学校跡 神社北側」という石碑が建っている。
『平塚市郷土誌事典』によれば、金目学校は明治13年(1880年)に南金目村堀之内に開校した学校で、現在の金目小学校の前身であるらしい*3。
明治16年(1893年)に現在地に移転したとのことなので、旧所在地がこの辺りだったということだろう。