勝源神社
雪印メグミルクの札幌工場に隣接して、酪農と乳の歴史館という施設が建っている。
ここの一階のPRルーム内に勝源神社が鎮座している。
これが社殿だ。
この神社、カツゲンのガラス瓶が御祭神なのだというから変わっている。
元々は平成7年(1995年)にカツゲンの50周年を記念して建立され、平成28年(2016年)に現在地に遷座した*1。
なお遷座祭は札幌村神社*2の神職の方が来て儀式を行ったようだ。
合格祈願と必勝祈願に御利益があるとされている。
カツゲンは「活力の給源」の意の「活源」が由来だが、「カツ」が「勝つ」に通じるというゲン担ぎで親しまれている(実際、自分も受験生の時に飲んだ記憶がある)。
これに因んで神社名は勝源神社となったとのこと。
神社というと狛犬が付き物だが、この勝源神社では世の中には狛狼や狛鼠、狛猿など変わった狛〇〇は数多あるけど、ここ勝源神社には狛カツゲンとでもいうべきものが置かれている。
左側は発売時の瓶、右側は現在の紙パックのデザインとなっている。
これは中々に変わっていて、インパクトがある。
他に変わっている点といえば、この神社の鈴はカウベルになっている。
酪農と密接に繋がっている雪印らしくて味がある。
神社の横には絵馬掛けもある。
絵馬にもカツゲンの写真が載っている。
因みに勝源神社に参拝すると、受付でこんなお守りも頂くことができる。
【勝源神社】
住 所:北海道札幌市東区苗穂町6-1-1 酪農と乳の歴史館1階
御祭神:カツゲン
社祠等:無し
創 建:2005年12月
H P:雪印メグミルクプレスリリース「必勝祈願、合格祈願の守り神「勝源神社」 移設およびリニューアルオープン」