燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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厳島・稲荷・天満宮を祀る福住厳島神社

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はじめに

今回は平成28年(2016年)に参拝した、福住厳島神社について。
 

福住厳島神社


地下鉄東豊線福住駅から南東に1kmほどの、羊ヶ丘通から福住中央通に入ってすぐの辺りに福住厳島神社が鎮座している。
 



御祭神は市杵島姫命倉稲魂命菅原道真命(天満大自在天神)の3柱。
市杵島姫命は水の神、倉稲魂命は衣食住・家運長久の神、菅原道真命は学問の神だ。
 
由緒書によれば創建は明治17年1884年)で、広島県からの移住者が広島の厳島神社と稲荷神社*1を祀ったことに始まる。
明治36年1903年)になって「当時の事情」で(北海道神社庁のHPによれば、「軍の要請により」遷座する羽目になったらしい*2月寒神社として月寒に遷座したので、月寒神社遥拝所となってしまったらしい。
昭和19年(1944年)に神社名が福住厳島神社に変わってからも状況は変わらなかったようで、平成4年(1992年)になってようやく広島の厳島神社と札幌伏見稲荷神社から御分霊を勧請し、更に平成8年(1996年)に北野天満宮から御分霊を勧請したことで現在の姿となった。
 

【福住厳島神社
住 所:北海道札幌市豊平区福住1条4-85-1
御祭神:市杵島姫命倉稲魂命菅原道真命(天満大自在天神)
社祠等:無し
創 建:1884年
H P:北海道神社庁「福住厳島神社」
 

 

脚注

*1:この稲荷神社がどこから勧請されたのかは分からなかった。

*2:北海道神社庁HP「福住厳島神社」参照。」