<2022年12月 記事内容改訂>
はじめに
昨日の記事で書いた添御縣坐神社の真横に根聖院というお寺が鎮座している。
鳥見山 根聖院
根聖院本堂
根聖院は薬師如来を御本尊とする真言律宗の寺院で、真言律宗総本山西大寺の末寺だ*1。
また、山号は「鳥見山」であるらしい*2。
創建に関しては由緒書などは無かったので詳細は分からないが、位置関係からして神仏習合の時代は添御縣坐神社と一体の施設だったのではないだろうか。
稲荷社・竹原大神・石仏
境内の参道脇には横長の台座があり、その上には色々と祀られていた。
一番本堂側にある社は狐の像が置かれていて、稲荷社であることが分かる。
恐らく稲荷大神を祀るのだろう。
稲荷社右側には竹原大神の石碑が祀られている。
石に神名が刻まれているというのは、どことなく稲荷山のお塚が思い出される。
竹原大神については詳細不明。
竹原大神の右側には覆屋があり、その下には石仏が2尊祀られている。
詳細は分からないが、地蔵尊だろうか?