燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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室蘭水族館と魚籃観音

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はじめに

今回は室蘭水族館と、その敷地内に祀られている魚籃観音について。

室蘭水族館

館内


北海道の胆振西部の室蘭市には、室蘭水族館という道内最古の水族館がある*1



クラゲの展示はとても幻想的で、何時間見ていても飽きることがない。



カレイも中々に愛くるしい。
種類によってはかなりの数が居た。


ウツボの凶暴そうながら少し抜けた感じの表情も良い感じだ。


エビも赤々としていて、見ていて楽しい。



屋外にはトドも飼育されていた。
2019年5月に見た時は、この1頭しか居なかったような気がする。
このトドもこの後おたる水族館に嫁いでしまったらしく、現在室蘭水族館にトドがいるのかは分からない*2

魚籃観音



敷地内の一角のかつて防空壕だった場所には、道中安全・海上安全の守護神である魚籃観音が祀られている。
建立は昭和33年(1958年)*3
元々は死んだ飼育魚供養のために敷地内の別の場所に建立されていたが、来訪者が防空壕へ立入するのを防ぐ意味で現在の場所に遷座したらしい*4

なお看板にある立雲寺とは、室蘭市大沢町にある日蓮宗寺院だ。

魚籃観音
住 所:北海道室蘭市祝津町3-3-12 室蘭水族館内
御本尊:魚籃観音
社祠等:無し
創 建:1958年
H P:無し

脚注

*1:初めは昭和28年(1953年)に北海道立水族館としてオープンした。

*2:市立室蘭水族館日記「トドのマリンがお嫁に行くことになりました!」参照。

*3:室蘭水族館HP「沿革」参照。

*4:(6)観音像たたずむ防空壕(室蘭市)」『朝日新聞デジタル』(2015年11月24日)