燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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日御碕神社の出雲日御碕大神宮教

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はじめに


日御碕神社の道路を挟んで向かい側に、出雲日御碕大神宮教の建物が立っている。

出雲日御碕大神宮教



出雲日御碕大神宮教天照大御神と素盞嗚尊を奉斎し、日御碕神社の御神徳宣揚を目指す教団だ*1
この建物は扉こそ閉まっているが賽銭箱が置いてあるので、出雲大社北島国造館の御神殿のような施設なのだろうか。
とすれば、神殿に天照大御神と素盞嗚尊を祀るのかもしれない。

出雲日御碕大神宮教は元々は日御碕神社神職家の小野氏が明治6年1873年)に組織した講社であり、後に出雲日御碕教本院、日御碕神社付属講社の名を経て昭和28年(1953年)に宗教法人の出雲日御碕大神宮教となったとのこと*2
実際、昭和初期発行の『出雲日御碕案内』の鳥瞰図には、出雲日御碕教本院のなで描かれている*3

【出雲日御碕大神宮教
住 所:島根県出雲市大社町日御碕
御祭神:天照大御神?、素盞嗚尊?
社祠等:無し
創 建:1873年以降
H P:無し

脚注

*1:若原茂ほか編『紀要第43号 宗教法制研究 教憲・教規 神道篇 改訂増補(上)』(愛知学院大学宗教法制研究所、1991年)41〜42頁(国会図書館デジタルコレクションでは31〜32コマ)

*2:同上

*3:出雲市日本遺産推進協議会『出雲日御碕案内 限定復刻版』(出雲市日本遺産推進協議会、2018年)表面