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はじめに

前回の記事で書いた地蔵堂から町田街道を相原方面へ進む。
地蔵堂より200〜300mほど先にある三ッ目交差点まで来たところで、すぐ近くに石仏が並んでいることに気が付いた。
石仏群
庚申供養塔


石仏の一番左には覆屋があり、その中に石塔が祀られている。
花立てらしきものもあるので、付近の方が管理しているのだろうか。
ここの他の石仏もそうだが、由緒書等は見当たらない。

石塔の文字は風化しており読み辛いが、どうやら「庚申供養塔」と書いてあるらしい。
建てられた年月などは見えなかった。


庚申供養塔の右側には、「秋葉大權現」と刻まれた常夜燈が建っている。
秋葉大権現は遠江国(現在の静岡県)の秋葉山に祀られる神で、火伏せの神として信仰されることが多い。
よく見るとこの秋葉燈の右下に燈籠の笠らしきものが立てかけてあるので、昔は他にも燈籠が建っていたのだろう。
石仏(詳細不明)

秋葉燈の右側には、詳細不明の石仏が祀られている。
もしかしたら青面金剛が彫られた庚申塔なのかもしれないが、風化が進んで判別が付かない。

石仏の右側には、上部が欠けた石仏が祀られている。
こちらも詳細は不明ながら、石仏が2尊並んで彫られていることから双体道祖神なのではないかと思われる。
【庚申供養塔】
住 所:東京都町田市小山町3555-1前
御本尊:庚申供養塔
社祠等:秋葉燈、石仏(詳細不明)、道祖神?
創 建:不明
H P:無し