燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

神社やら、旅行やら、過去の事やら。

元竹田町の路地の最奥の大神宮

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はじめに


八坂神社御手洗井の東、元竹田町を貫くように東洞院通が通っている。


その東洞院通の途中(ちょうど上掲のストリートビューの位置)から、ビルの谷間に向かって路地が伸びている。
そしてその突き当たりに、良く見ると鳥居のようなものが見える。


路地を進んでいくと、やはり奥にあったのは鳥居だったことが分かる。
そしてここが今回紹介する大神宮だ。

大神宮



大神宮については、鳥居の先の入口の壁に掛かる掲示に「大神宮」「御鎮座 明治二十五年」「奉斎日 十月十五・十六日」「元竹田町」と読めるか微妙なかすれ具合で書かれているのみで、それ以外の由緒は分からない。
御祭神も不明だが、大神宮というからには天照大御神を祀る可能性もあるだろうか。

社の周囲はとても綺麗に保たれており、(恐らく町会の方々だろうか)大事に護られ、維持されているのが分かる。

なお、偶々いらっしゃった近所の方にお話を伺ったところ、御祭神は分からないが少なくとも神事の際は神職が来てくれているとのことだった。

【大神宮】
住 所:京都府京都市中京区元竹田町636-27
御祭神:不明
社祠等:無し
創 建:1892年
H P:無し

脚注

無し

烏丸通沿いの八坂神社御手洗井

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はじめに


地下鉄烏丸線四条駅・阪急京都本線烏丸駅から烏丸通沿いに150mほど北へ行った所に、八坂神社の御手洗井が存在している。

御手洗井



井戸の前に鳥居が建っており、扁額には「八坂神社 御手洗井」とある。
普段は扉を閉じられており、祇園祭の時期の毎年7月15日〜7月24日のみ開放される。

掲示によれば、御手洗井はかつては今よりも西側にあったが、明治45年(1912年)3月に烏丸通拡張工事に伴って現在地に移設されたとのこと。
元は祇園社(現在の八坂神社)御旅所の神職の藤井助正の屋敷であり、藤井はこの井戸水を毎朝庭先に祀った牛頭天王社にお供えしていたらしい。
のち永禄11年(1568年)の織田信長上洛に伴い御旅所は遷座するもこの井戸は残され、その頃から祇園祭の時期にのみ開放されるようになったとのこと。

なおこの井戸がある手洗水町は御手洗井が由来となっており、かつて町民が豊臣秀吉に町名変更を申請して許可されたことでこの町名になったのだという。

【御手洗井】
住 所:京都府京都市中京区手洗水町662横
創 建:1568年以前
H P:無し

脚注

無し

先斗町の路地の狸を祀る十五大明神

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はじめに


先斗町通の「ますだ」という店の横に先斗町で15番目の路地が伸びていて、そのまま木屋町通まで抜けることができる。


そしてこの路地の途中には、小さな社が鎮座している。

十五大明神



十五大明神はその名の通り十五大明神を祀っている。
十五大明神の神名は先述した15番目の路地に由来するものだろう。

この社についてネットで調べた限りでは、十五大明神は狸神であり「そごだいみょうじん」と読むらしい。
路地の入り口にあった「ますだ」が祀っているようで、祀られている狸は火除の狸であるとのこと。
ただ社の辺りに由緒書等は無かったので、その情報が正しいのかは自分にはよく分からない。

【十五大明神】
住 所:京都府京都市中京区下樵木町202-6
御祭神:十五大明神
社祠等:無し
創 建:昭和時代
H P:無し

脚注

無し