燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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妖怪神社と水木しげる記念館再訪

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はじめに



前回の記事で書いた通り、JR境線河崎口駅から子泣き爺列車に乗り、終点の境港駅まで来た。
境港駅には鬼太郎駅の愛称が付いている。
流石に水木しげる先生が育った地だけあって、其処彼処に水木作品関連のものがある。


駅前には執筆中の水木先生の像もある。


そして駅前から東に向かって、妖怪像が無数に立つ「水木しげるロード」と名付けられた道が伸びている。

妖怪神社



そんな水木しげるロードに面して、妖怪神社が鎮座している。
妖怪神社は2019年以来、4年ぶりの再訪だ。
なお、鳥居の上部はよく見ると一反木綿になっている。



HPを見る限り、まず参拝前に手水舎的な存在である「目玉おやじ清め水」で手を洗った後に境内に入り、2礼2拍手1礼がここの作法ということらしい*1


なお、この目玉おやじは水によりクルクルと回転する。


妖怪神社には日本全国から妖怪が集うということになっている*2
御神体は黒御影石と樹齢300年の欅で、建立時には水木先生が入魂したとのこと。
掲示によれば、参拝後に御神体に触れることで妖怪のパワーが得られるということになっている。
なお御利益は、家内安全・交通安全・厄除開運・心願成就・心身健全・合格祈願・病気平癒だ*3



境内には目玉石という石も置かれている。
これは元々御神体の一部だったもので、御神体設置の際に剥がれ落ちたものとのこと。
その剥がれ落ちた部分は、水木先生が目玉を付けたら面白いと考えていたまさにその部分だったため、目玉石と呼ばれているらしい。

【妖怪神社】
住 所:烏取県境港市大正町62-1
御祭神:妖怪?
社祠等:無し
創 建:2000年 1月 1日
H P:無し

水木しげる記念館



妖怪神社を見た後は水木しげる記念館へ。
こちらも4年ぶりに訪れた。
新型コロナの影響入場は整理券制だったり、水木作品を自由に読めるコーナーは閉鎖されていたけど、充分に楽しめる展示で素晴らしかった。


記念館横の店で妖菓目玉おやじを購入。
このギョッとする見た目なのにとても美味い。

おさかなロード



水木しげるロードの東の端は行き止まりで終わるわけではなく、ここからはおさかなロードが伸びている。


このマップにもある通り、無数の魚介類の像が海沿いの方まで並んでいる。
時間がある人は歩いてみるのも楽しいだろう。


なお一番水木しげるロードに近い位置には、青手蟹(台湾ガザミ)の像が置かれている。
中々立派な像だ。

脚注

*1:妖怪神社HP「参拝儀礼」参照。

*2:妖怪神社HP「祈願・祈念」参照。

*3:同上