燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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境港・米子の旅 その1:水木しげるロード・妖怪神社・水木しげる記念館

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境港・米子の旅
その1:水木先生ゆかりの地を巡る
その2:水木しげる記念館近くの大港神社
その3:蝉丸終焉の地・蝉丸神社
その4:神話と地続きの地・粟嶋神社

 

米子鬼太郎空港

先日、諸々の用事につき鳥取県へ行ってきました。
鳥取県といっても砂丘のある鳥取市の方ではなく、島根県に近い境港市米子市の方です。
まず、羽田空港から米子鬼太郎空港へ。
 


米子鬼太郎空港は米子市境港市に跨る空港で、名前からも分かるように、境港市出身の漫画家・水木しげる先生の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』に因んだものです。
空港内は上の写真のように『ゲゲゲ』一色。


ステンドグラスも「妖怪たちの森」と題した大きなものです。

さて、この日は空港でレンタカーを借りて、ホテルへ直行。
 

水木しげるロード

翌日は午後から境港市にある水木しげるロードへ。
どうやら7月にリニューアルオープンしたらしいので、良いタイミングだった気がします。
 


折角なので水木しげるロードの入口から見て回ることにしました。
因みにこの水木しげるロード入口の正反対側には、おさかなロードという道も伸びています。
おさかなロードの方には水木先生の生家もあるみたいです






通り沿いには妖怪たちの像が無数に並んでいます。
鬼太郎の仲間などお馴染みの妖怪は当然のこと、有名な妖怪からマイナーな妖怪までその数はなんと177体。




がしゃどくろ、べとべとさん、バックベアードなども当然あります。


米子駅前まで歩いていくと、水木先生が鬼太郎たちと戯れながら漫画を描いている「水木しげる先生 執筆中」という像が。
 

また、境港駅前公園には、境港市の観光活性化に比類なき功績があったことを讃える「水木しげる氏顕彰像」が建っています。
「なまけ者になりなさい」との言葉が力強いです。
 

妖怪神社


水木しげるロードには、妖怪神社という神社があります。
日本全国から様々な妖怪たちが一同に集う場所とのことです。
祈願をすれば妖怪が御利益を授けてくれるというのは一風変わっていて面白いです。
 

妖怪神社の御神体は巨大な黒御影石と樹齢300年の欅だそうです。
この御神体には、神社建立の際に水木先生自身が入魂をしたとのことです。

【妖怪神社】
住 所:烏取県境港市大正町62-1
御祭神:妖怪?
末社等:無し
創 建:2000年 1月 1日
H P:http://yo-kai.net/
 

 

水木しげる記念館


妖怪神社の次は、水木しげる記念館へ。
水木作品の解説、原画、直筆壁画、世界各地を冒険した際の写真や妖怪たちのジオラマなどが展示されています。
また、水木作品を自由に読めるようなコーナーもあります。
企画展示室では、歴代の鬼太郎アニメの展示などが行われていました。
 

記念館の中庭は「妖怪庭園」となっており、色々な妖怪の置物があります。
僕が見たのは日暮れ過ぎだったので、これ以上ないほど静かで良い雰囲気でした(この日はたまたま開館時間が延長になっていました)。
 

水木しげる記念館
住 所:鳥取県境港市本町5
H P:http://mizuki.sakaiminato.net/
 

 

お菓子・お酒

妖菓 目玉おやじ



水木しげる記念館の隣りの妖怪食品研究所で販売されている「妖菓 目玉おやじ」です。
見た目は中々にグロくて食べるのには勇気が要りますが、食べてみると味は甘さが絶妙で大変美味しかったです。
このお菓子を作っているのは彩雲堂という、「若草」を復活させたことで有名な松江の老舗の和菓子屋さんです。
 

千代むすび 純米吟醸 強力50 ひやおろし & ワンカップ


水木しげるロードに千代むすび酒造岡空本店があったので立ち寄り。
季節限定商品として「千代むすび 純米吟醸 強力50 ひやおろし」が販売されていたので迷わず購入。
箱も鬼太郎仕様です。
 

こちらも千代むすび酒造岡空本店で購入。
鬼太郎のキャラのラベルのワンカップです。
左から順に「鬼太郎純吟」「おやじ極楽純吟」「ねずみ男純吟」「こなき純米」となっています。
飲み比べが楽しみです。

脚注