哲学の道
京都市左京区を流れる琵琶湖疏水は、琵琶湖の水を京都市内へと引くために明治期に整備された。
この琵琶湖疏水のうち、熊野若王子神社から銀閣寺の間の区間は疏水沿いに歩道が整備されていて、「哲学の道」と呼ばれている。
この名称は、哲学者・西田幾多郎がこの道を毎日歩いて思索していたことに由来するらしい*1。
今年2月に行った際は雨天だったが、雨の哲学の道というのも中々風情があった。
ただ個人的には2019年6月に撮った上の写真のように、初夏の哲学の道が一番好きかもしれない。
地蔵堂?
さてそんな哲学の道の大豊神社に至る手前の辺りから西に降りて行くと、住宅地の路地に出ることができる。
そこから真っ直ぐ歩いて行き、突き当たりを左に進むとお堂らしきものが見えてくる。
扁額や由緒書などはないため、誰が祀られているのかは分からない。
ただ、Googleマップ的にはこれは地蔵堂であるらしい。