身代山鏡照院
鏡照院本堂
鏡照院は真言宗智山派(総本山:智積院)の寺院で、御府内八十八ヶ所霊場の第20番札所にもなっている。
由緒書の貼紙によれば応永6年(1399年)に発見された身代不動明王を常陸国笠間で祀ったことに始まり、慶長8年(1603年)に愛宕山の麓に寺が開かれ、のち平成6年(1994年)に現在地に移転したという。
御本尊は弘法大師の作と伝わる身代不動明王像で、災厄に対し身代わりになってくれるという御利益がある。
なお昭和13年(1938年)の『芝区誌』によれば、徳川家康が所持していた秘仏・将軍地蔵尊像が安置されていたらしい(現在も安置しているのかは不明)*1。
残念ながら今回訪れた際には本堂は開いていなかったため、扉の前から拝んでおいた。
先程貼ったストリートビューでは開いているところを見ることができる。