はじめに
下高井戸は名前こそ知っているが行ったことのない街だったので、ふと訪れてみることにした。
駅の窓からは下高井戸駅前市場が見える。
市場の入口はこのような感じで、いかにもレトロな造りだ。
看板もかなり年季が入っている。
それもそのはずで、この建物は昭和31年(1956年)に建てられたものだ*1。
そんな下高井戸駅前市場だが、なんと今月末で閉鎖になってしまうらしい。
全然この土地と無関係な者ながら何となく寂しい気持ちにはなるが、この先も街の営みが続く為には已むを得ないのかもしれない。
稲荷社
そんな市場を奥へと進んでいくと、金網の向こう側に赤い幟が立っているのが見える。
そこには小さな社がある。
幟に「正一位稲荷大明神」とあるので稲荷社であることが分かる。
金網越しにしか見ることはできないが、綺麗に祀られているので恐らくこの市場の鎮守なのだろう。
市場の閉鎖が今月末に迫るが、閉鎖後は稲荷社はどうなるのだろうか。
【稲荷社】
住 所:東京都世田谷区松原3-42-4 下高井戸駅前市場内
御祭神:稲荷大明神
社祠等:無し
創 建:不明
H P:無し