燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

神社やら、旅行やら、過去の事やら。

『野望の王国』聖地巡礼

聖地巡礼記事一覧
東京・関東巡り記事一覧
 
  

はじめに

昨日の記事でも予告した通り、『野望の王国』の聖地巡礼について。
野望の王国』は雁屋哲(原作)と由起賢二(作画)による、殺戮の嵐が吹き荒れるバイオレンス度100%の大迫力の劇画だ。
東大法学部主席を争う主人公の橘征五郎と片岡仁が、征五郎の実家である暴力団・橘組を乗っ取り日本を暴力で裏から支配するという野望を抱く、という強烈なストーリーがもう最高。
 
たまにネットで貼られる「え えらいことや……せ 戦争じゃ……」という画像も、元ネタはこの漫画だったりする。
また、『サルでも描けるまんが教室』の元ネタとしても有名だ。
そんな最高の劇画『野望の王国』の聖地巡礼として永田町と東大に行ってきた。
 

永田町

国会議事堂

f:id:hayabusa8823:20190314031911j:plain
皆さんご存じ、日本の中枢の国会議事堂。
作中では征五郎と片岡が当選させた元東大助教授の松山康一衆院議員の元を訪れるシーンで登場。
今回撮影して思ったけど、国会議事堂を真正面から見る機会って中々ないものだなあ。
 

 

民自党本部

f:id:hayabusa8823:20190314031919j:plain
元政治家にして日本の政治を陰で操る黒幕の大神楽了造の元に民自党の重職5人が集結するシーンで登場。
モデルは言うまでもなく自民党本部。
ここはいつも警察車両が張り付いているので、写真なんか撮ってたら職質食らうんじゃないかとヒヤヒヤしたけど何も無かったので良かった(笑)。
 

 

霞ヶ関

大蔵省

f:id:hayabusa8823:20190330002758j:plain
片岡が征五郎の妹の文子に自分の父親について語るシーンで登場。
当然ながら現在は財務省の建物となっている。
 

 

東大 本郷キャンパス

安田講堂

f:id:hayabusa8823:20190314031937j:plain
征五郎と片岡のゼミの先輩であり後に宿敵となる川崎中央署長にしてキャリア官僚の柿崎憲が、征五郎たちをゼミの教授の元から連れ出した後のシーンで登場。
ちょうど「あの安田講堂を見ろっ!」と言っているシーンだ。
講堂の正面から見上げるように撮るとギリギリ全部撮れる。
 
f:id:hayabusa8823:20190314031944j:plain
こちらは上で紹介したシーンの直後の「あの安田講堂は東大のシンボルだ!明治以来百年も続く立身出世主義のシンボルだ」と熱い東大disを始めるシーンで登場。
この柿崎という人物は、日本最大の暴力機構たる警察を掌握して日本を支配するという野望の持ち主だったりする。
 

 

安田講堂

f:id:hayabusa8823:20190314031952j:plain
こちらは征五郎と片岡のアメフト部の後輩・白川天星がスケボーに乗って初登場するシーンにて登場。
天星は救国教団という新興宗教の御曹司で、日本を宗教により精神的に支配するという大いなる野望の持ち主。
救国教団は武装した私設軍隊を持っていたり、死をも恐れぬ狂信者を擁していたりとかなり危険なカルト教団として描かれていたりする。
 

 

東大病院

f:id:hayabusa8823:20190315005105j:plain
作中、右翼のボスで後に関西一の暴力団・保神会の会長となる小田が入院していたのがこの東大病院。
作中ではえらいことになってしまった……。
 

 

東大 駒場キャンパス

正門

f:id:hayabusa8823:20190314032009j:plain
こちらは東大の駒場キャンパス入口。
国会議事堂の所で書いた松山の初登場シーンがこの場所だった。
作中では、奥に見える時計塔は松山が征五郎と片岡の命令に従わずに出馬しようとしなかったため、こうなってしまった
 

 

おわりに

本当は麻布界隈の大使館など行きたい所は色々あったけど、時間の都合で行けなかったのでいつか行きたい。
さて、今回の記事は以上。