はじめに
昨日の記事でも予告した通り、『野望の王国』の聖地巡礼について。
『野望の王国』は雁屋哲(原作)と由起賢二(作画)による、殺戮の嵐が吹き荒れるバイオレンス度100%の大迫力の劇画だ。
東大法学部主席を争う主人公の橘征五郎と片岡仁が、征五郎の実家である暴力団・橘組を乗っ取り日本を暴力で裏から支配するという野望を抱く、という強烈なストーリーがもう最高。
たまにネットで貼られる「え えらいことや……せ 戦争じゃ……」という画像も、元ネタはこの漫画だったりする。
また、『サルでも描けるまんが教室』の元ネタとしても有名だ。
そんな最高の劇画『野望の王国』の聖地巡礼として永田町と東大に行ってきた。
永田町
東大 本郷キャンパス
安田講堂前
征五郎と片岡のゼミの先輩であり後に宿敵となる川崎中央署長にしてキャリア官僚の柿崎憲が、征五郎たちをゼミの教授の元から連れ出した後のシーンで登場。
ちょうど「あの安田講堂を見ろっ!」と言っているシーンだ。
講堂の正面から見上げるように撮るとギリギリ全部撮れる。
こちらは上で紹介したシーンの直後の「あの安田講堂は東大のシンボルだ!明治以来百年も続く立身出世主義のシンボルだ」と熱い東大disを始めるシーンで登場。
この柿崎という人物は、日本最大の暴力機構たる警察を掌握して日本を支配するという野望の持ち主だったりする。
東大 駒場キャンパス
おわりに
本当は麻布界隈の大使館など行きたい所は色々あったけど、時間の都合で行けなかったのでいつか行きたい。
さて、今回の記事は以上。