はじめに
宇龍漁港から伸びる坂道を上って暫く道なりに歩いて行くと、右手側に柵の置かれた小さな広場のような場所が見えてくる。
日御碕神社御神場御旅所
この場所こそが日御碕神社の御神場御旅所だ。
看板の大意としては(掠れて読みづらいが)、天葺根命が天照大御神を経島に祀った事に始まる夕日の祭において、この場所で天葺根命の神輿を迎えて神事を行うと書かれている。
この夕日の祭というのは神幸神事(みゆきしんじ)の事で、8月7日18時頃に神輿に乗った天葺根命の御魂代が御旅所に到着後、経島に祝詞を奏上し、同時に神職が経島で神事を行うものであるらしい*1。
なお経島は、前回の記事のラストでも書いた通り神事の際に神職が渡る以外は上陸が許されていない。
【日御碕神社御神場御旅所】
住 所:島根県出雲市大社町日御碕
H P:出雲観光ガイドHP「日御碕神社 神幸神事(夕日の祭り)」
脚注
*1:出雲観光ガイドHP「 日御碕神社 神幸神事(夕日の祭り)」参照。