燈蓮寺伽藍堂 -RISING FALCON-

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祝10周年!!『孤独のグルメ』江の島巡礼 兼 江の島旅行記

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はじめに

なんとこのブログも本日2016年6月17日で10周年を迎えました。
最初の方の記事を見直すと中身が無さ過ぎてビビりますね。
今ならツイッターにでも書くようなレベルでどうでも良いことが書き連ねてあったりしますし(じゃあ今書いている文章はどうでも良くないのかと問われると微妙ですが)。
まあ、今も決して真人間とは言えませんがあの頃よりは多少成長したのかな、と。
 

孤独のグルメ』の聖地としての江の島

さて、ここからが本題。
昨日の記事でも書いたように、ふと「孤独のグルメ」第9話に登場する江の島に行きたくなったので去る2月4日にお出掛けも兼ねて行ってきました。
孤独のグルメ』で使われている江の島のスポットは、割と現実での位置関係がバラバラに使われているので、巡るのはちと大変でした(笑)。
聖地の写真には★印とページ・コマを書いておきました。
 

江の島弁天橋


江の島大橋・江の島弁天橋の入口です。
調べて初めて知ったんですが、車道と歩道が別の橋で、それぞれ名称が江の島大橋と江の島弁天橋なんですね。
石碑には「名勝及史蹟 江ノ島」の文字が刻まれています。
 

1ページ1コマ目


江の島弁天橋から望む江の島全景です。
 

【1ページ1コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市 江の島弁天橋
 

 

参道



参道入口の青銅の鳥居です。
額に書かれている字は格好良いですが、見た時は何と書いてあるのか分かりませんでした。
江島神社HPの境内案内によると「江島大明神」と書いてあるようです。
蒙古襲来戦勝記念に後宇多天皇から賜った勅額の写しだそうです。
 


しらすコロッケが売られていたので購入。
中々に美味かったです。
 



江ノ島郵便局、灯籠が良い味わいです。
明治時代の郵便差出箱を復元したものも設置されていました。
ここから実際に投函出来るみたいです。
 
 

朱の鳥居

1ページ5コマ目


五郎が階段にたたずむシーン。
階段上の瑞心門の辺りから朱の鳥居方向を写したものです。
 

【1ページ5コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-2-13 瑞心門
 

 

辺津宮


宗像三神のうち、田寸津比賣命が祀られている辺津宮です。
1206年に鎌倉幕府第3代将軍・源実朝が創建したのだそうです。
 

江島神社辺津宮
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
御祭神:田寸津比賣命
創 建:1206年
H P:http://enoshimajinja.or.jp/hetsumiya/
 

 

八坂神社


こちらは末社の八坂神社です。
宗像三神の父神の建速須佐之男命が祀られています。
毎年7月中旬には例祭が行われるようです。
 

【八坂神社】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3
御祭神:建速須佐之男命
創 建:江戸時代以前
H P:http://enoshimajinja.or.jp/annai/#n_13
 

 

稲荷社・秋葉社


末社の稲荷社・秋葉社です。
豊受気毘賣命(伊勢神宮外宮御祭神)と火之迦具土神伊弉諾尊伊弉冉尊の子)が祀られています。
 

【稲荷社・秋葉社
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3
御祭神:豊受気毘賣命、火之迦具土神
創 建:不明
H P:http://enoshimajinja.or.jp/annai/#n_14
 

 

児玉神社

2ページ3コマ目


この場所は江の島にある単立神社の児玉神社へと続く階段です。
よく見ると「兒玉神社参道」の石碑が建っています。
 

【2ページ3コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3 福島屋売店
 

 
 

児玉神社の社殿です。
扁額は李登輝台湾総統の揮毫。
祀られているのは日露戦争で活躍した児玉源太郎命です。
境内には山県有朋歌碑等もあります。
 

【児玉神社】
住 所:神奈川県藤沢市江の島1-4-3
御祭神:児玉源太郎
末社等:無し
創 建:1921年7月
H P:https://web.archive.org/web/20150925133048/http://www.kodamajinja.org/
 

 

庚申塔


猿田彦大神(道案内の神様)の名前が書かれた庚申塔
江戸時代のものとのこと。
 

庚申塔
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3
御祭神:猿田彦大神
創 建:1832年
H P:無し
 

 

中津宮



宗像三神のうち、市寸島比賣命が祀られている中津宮です。
853年に慈覚大師(円仁)が創建。
すぐ傍に水琴窟があり、とても癒されるのでお薦めです。
 

江島神社中津宮
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3-21
御祭神:市寸島比賣命
創 建:853年
H P:http://enoshimajinja.or.jp/nakatsumiya/
 

 

サムエル・コッキング苑

1ページ2コマ目


サムエル・コッキング苑入口です。
孤独のグルメ』が描かれた頃は、前身の江の島植物園という施設でした。
かつてこの地に庭園を造った英国人貿易商サムエル・コッキングに因んだ名称です。
今回は時間がなかったので入苑はしませんでしたが、いつか時間がある時行ってみようかなあ。
 

【1ページ2コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3
 

 

天茶屋横

2ページ1コマ目


コッキング苑入口近くの弁天茶屋の横です。
 

【2ページ1コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2
 

 

貝広物産店





貝広物産店というお土産屋さんの横で発見。
江ノ島さんぽ」という藤沢市非公認の江の島の魅力を発信していくキャラらしいです。
神奈川県のHPに記事を書いていたりtwitterもやっているようです。
アニメ見てなかったんで知らなかったんですが、「TARI TARI」の舞台のモデルって江の島だったんですね。
アイルーはどんなのでも可愛いのでズルいと思います。
真実の口占いは昔はよくあった気がしますが、最近は余り見かけなくなりましたね……。
 

【貝広物産店】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-4
H P:http://www004.upp.so-net.ne.jp/kaihiro/index.htm
 

 

山二ツ

2ページ5,6コマ目



五郎とかつての恋人との思い出の場所は、山二ツのあたりにある展望台でした。
とても眺めが良くて気持ちの良い場所です。
 

【2ページ5,6コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-3
 

 

中村屋羊羹店

3ページ1,3,4コマ目




五郎が饅頭を買ったのは1902年創業の老舗中村屋羊羹店です。
羊羹店なので饅頭だけではなく羊羹も(当然ですが)売っています。
 

【3ページ1,3,4コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-5-25
 

 
 

これは食べねばなりますまい!ということでこし餡とつぶ餡を一つずつ購入。
五郎よろしく「はふ はふ はふ」と頂きました。
階段や坂を上ったり下りたりした疲れた体にはこの甘い饅頭が最高でした。
 

3ページ8コマ目


こちらも中村屋の横。
 

【3ページ8コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-5-25
 

 

2ページ8コマ目


中村屋横の階段を上った場所から撮影。
 

【2ページ8コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2
 

 

奥津宮



中村屋の前の道をずっと行くと奥津宮に到着。
宗像三神の最後の1柱、多紀理比賣命が祀られています。
 

江島神社奥津宮】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-6-1
御祭神:多紀理比賣命
創 建:不詳
H P:http://enoshimajinja.or.jp/okutsumiya/
 

 

龍宮



奥津宮の近くには龍宮(わだつみのみや)があります。
御祭神は龍宮大神という龍神様です。
古来より江の島には龍が棲むと言われており、鎌倉幕府初代執権北条時政や9代執権北条貞時が龍に遭遇したという伝説もあるらしいです。
目の前で巨大な龍の像を見ると、中々に迫力があり格好良いです。
鳥居の正面にはカメラスタンドが設置されているのですが、龍をバックに記念写真でも撮れ、ということでしょうか。
 

【龍宮】
住 所:神奈川県藤沢市江の島2-6
御祭神:龍宮大神
創 建:1993年
H P:http://enoshimajinja.or.jp/annai/#n_19
 

 

魚見亭

4ページ1コマ目


五郎が食事に立ち寄った店のモデルは龍宮のすぐ近くにあります。
 

4ページ9コマ目


この時代を感じる占いマシンも未だ健在でした。
一回ぐらいやってみれば良かったかな?

5ページ5コマ目


僕も五郎が頼んだのと同じく江ノ島丼セット(江ノ島丼・蟹の味噌汁・おしんこ)+さざえの壺焼きを注文。
実は今回の江の島旅行はこれが目的といっても過言ではないです(笑)。
蟹の味噌汁は五郎が言っていたように少し薄め。
江ノ島丼もさざえの壺焼きも成程といった感じでした。
食べ終わった後の感想は概ね五郎に同じ。
景色は抜群に良かったです。
 
孤独のグルメ』の聖地巡礼は以上で終了、ここからはひたすらに江の島を満喫することに。
 

【4ページ1コマ目、4ページ9コマ目、5ページ5コマ目】
住 所:神奈川県藤沢市江ノ島2-5-7
 

 

岩屋



五郎と同じ感想を抱いて店を出た後は、店の横の階段を下りて岩屋を目指します。
第9話最終ページでも描かれていたように、やたらとトンビを見かけました。
こんな注意書きもあるくらいなのでかなり獰猛なのでしょうか。
 
 

岩屋に行く途中では海の所まで行くことが出来ます。
岩に打ち付ける波の飛沫が激しかったです。
実はここで本当は「ラブひな」5巻28ページの背景のモデルになった場所の写真を撮っておけば良かったのですが、忘れていました。
無念……。
 
 


いざ岩屋へ。
岩屋の中ではこのような蝋燭を手に進む箇所もあります。
変わった岩や石の仏様など、色々と興味深いものがありました。
 

【岩屋】
住 所:神奈川県藤沢市江ノ島2-5
H P:http://enoshimajinja.or.jp/annai/#n_20
 

 

銭洗白龍王


帰りに辺津宮の方を通ると池の中に銭洗白龍王なる龍神様が祀られていました。
ここの浄水で心とお金を洗い清めると良いらしいですよ。
 

【銭洗白龍王
住 所:神奈川県藤沢市江ノ島2-3
御祭神:銭洗白龍王
創 建:不明
H P:無し
 

 

聖天島公園の道祖神と龍宮神


江島神社の交通安全祈願所を発見。
まあ流石に車で島の内部まで行けってのは無理ですよね。
 
 


江の島ヨットハーバーの方にある聖天島公園に寄ったところ、2つの祠を発見。
上の写真の祠には石像が2体祀られており、これは恐らく道祖神でしょう。
下の写真の方は真ん中の石に「龍宮神」と書かれていますね。
 

道祖神
住 所:神奈川県藤沢市江の島1-6 聖天島公園
御祭神:道祖神
創 建:不明
H P:無し
 

 

【龍宮神】
住 所:神奈川県藤沢市江の島1-6 聖天島公園
御祭神:龍宮神
創 建:不明
H P:無し
 

 

新江ノ島水族館





さて、そんなこんなで江の島旅行はクライマックス。
やはり江の島にお出かけしたら〆は新江ノ島水族館でしょう。
クラゲもチンアナゴもやはり可愛い。
そしてやはり大水槽の美しさは格別です。
此処は本当に何度来ても良い所で、また何度でも行きたくなります。
 

新江ノ島水族館
住 所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
H P:http://www.enosui.com/
 

 
さて、今回の記事は以上となります。
これからもこのブログを宜しくお願い致します。