2021-07-16 大内裏に祀られていた式内社の福長神社 社寺祠堂陵墓 旅行 風景 関西巡り:記事一覧 社寺祠堂巡り:記事一覧 はじめに 今回は簡易更新。 京都の福長神社について。 福長神社 地下鉄今出川駅6番出口からすぐの福長町というエリアの一角に、福長神社が祀られている。 社殿 御祭神は福井神、綱長井神、稲荷神の三柱。 そんなに規模は大きくないが、元々は平安京大内裏の神祇官西院に祀られた延喜式内社座摩巫祭神五座*1の内の二座とのこで、大変由緒のある社だ。 由緒書によれば天正2年(1574年)に織田信長が上杉謙信に贈った洛中洛外図屏風には既に現在地に福長神社が描かれているとのこと。洛中洛外図屏風は1565年に作られたとされているので、それ以前に神祇官西院から遷座したのだろう。 地蔵尊 神社の目の前には地蔵尊が鎮座している。 石像に直接描かれている顔がとても愛らしい。 【福長神社】 住 所:京都府京都市上京区福長町 御祭神:福井神、綱長井神、稲荷神 社祠等:地蔵尊 建 立:不明 H P:京都観光Navi「福長神社 」 今回は以上、次回は未定。 脚注 *1:生井神、福井神、綱長井神、波比伎神、阿須波神の五柱をいう。