小田急豊川稲荷
小田急百貨店 新宿店本館、2022年9月末で営業終了。約55年間の営業に終止符。解体へ
上記の記事の通り、小田急百貨店新宿店本館が閉館して解体となってしまうとのこと。京王百貨店と並んで新宿西口の顔だったので、再開発とはいえ無くなってしまうのはとても寂しい。
まあ常識的に考えたら、京王百貨店の方もタイミング合わせて再開発するんだろうなという気もするけど……。
さてそんな小田急百貨店に、小さな社が建っているのを知らない人も多いんじゃないかと思う。
実は13階のエレベーターホールから、屋上部分に出ることができる。
和食料理屋のテラス席の横を抜けて行くと、木の鳥居とこぢんまりした社殿が建っている。
これが豊川吒枳尼真天を祀る小田急豊川稲荷だ。
社殿の横には由緒書が掲示されている。
これによれば、1967年(昭和42年)11月の小田急新宿駅ビル竣工の際に、守護神として愛知県の豊川稲荷*1から御分霊を勧請して祀ったとのこと。
小田急百貨店が閉館してしまったら、この社はどうなってしまうのだろう。
GINZA SIXの靍護稲荷神社*2のように、再開発後にこの地に建つであろうビルに祀られるのだろうか。
【小田急豊川稲荷】
住 所:東京都新宿区西新宿1-1-3 小田急百貨店13階
御祭神:豊川吒抧尼真天
社祠等:無し
建 立:1967年11月15日
H P:無し
今回は以上。次回は未定。