山神碑
通常、登別市街から登別温泉に行く際は道道350号線を真っ直ぐ行けば到着する。
しかし、今回の山神碑はクスリサンベツ川と交差する手前辺りで右折しなければならない。
右折してから道なりに行くと、2020年に登別東町に移転するまでは登別温泉にあったJCHO登別病院の跡地手前の右手側に山神碑が建っている。
https://noboribetsu.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2014/03/yuunetNo16.pdf
前回の記事のラストで書いた通り、登別厚生年金病院*1の機関誌(上記URLの2~3頁参照)にこの碑の建立の経緯が記されている。
明治23年(1890年)に滝本金蔵が祀って以来この場所に鎮座していたが、破損のため平成20年(2008年)5月30日に再建されたのだという。
破損直後に再建発起人会が結成されたというから、山神がどれほどこの地の人々に崇敬されているのかが分かる。
なお機関誌曰く、ここの山神は通称を水神というらしい。
脚注
*1:JCHO登別病院の旧称。